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カレンダーガール

それはハッカ、これはにっき

ハム食べたい SCHINKEN

  昼休憩、それは熾烈なたたかいを強いられる時間である。食堂が狭すぎるために席確保がなかなか出来ない。食いっぱぐれる人も多い、特に今の時期の一年生。このたたかいに勝つために大事なのは一人になることを恐れないことである。複数人で食べようと思うからその人数分の空きが見つからないのだ。一人分のスペースなら見つかる。

 

 

 

  というわけで、私は今日ぼっち飯をかまして来た。本当なら3限必修で2限必修終わりに友人たちと食べるのだが、3限休講のためみんな帰宅するらしい。4限がある私はまだ帰れない。昼を食べようと食堂へ向かう。今日の混み具合は凄まじく、おひとりさまのカウンター席も空きがないほどであった。立往生していたところ、運良く近くのおひとりさまの席が空き滑り込めた。

 

 

  荷物を置き注文を待つ長蛇の列に並ぶ...ことなくその列の横をすり抜け量り売りコーナーへ。一品一品頼むと高くつくわりにそこまでの品数は頼めない。おまけに常に金欠気味なので、私は量り売りコーナーを愛用している。下宿しているとなかなか多くの種類のものは食べられない。せめて昼だけは様々な種類のものを食べ栄養バランスを整えた気になりたい、という理由もある。何故みんな量り売りコーナーに寄らないのか疑問に思う。

 

 

  今日は、ブロッコリーとほうれん草のピーナツ和え、キャベツと海藻サラダ、卵焼き、ひじき、きんぴらごぼう、鶏肉。全部ひとつかみほど、これで260円ちょっと。手持ちのおにぎりと合わせれば充分。量り売りは下宿の味方。

 

 

  レジに向かおうとしたところで、目にチーズクレープの文字がとまる。ここ何日か、クレープは神、クレープに救われた、という文を見ていた私。正直洋菓子より和菓子のほうが好みであるし、しかもクレープはうまく食べられる気がしないこともあり、関わりも薄い。クレープに関する最後の思い出は、卒業記念に友人たちと東京旅行に行き、竹下通りか何処かで雑誌に載っていた有名なクレープ屋さんを見つけたものの、長蛇の列そして人混みのせいで、歩道の反対側にあったクレープ屋に並ぶことすら叶わず、ガン見しながら流された記憶である。この時も食べてないし、ここ最近食べた記憶もない。しかし一連の発言を受け、クレープ食べてみたい、と思い始めていた矢先のこのチーズクレープである。おまけに82円。なるほど、こうやって口コミが広がるのだな、と思いながら購入を決意した。

 

  タネを明かしてしまえば、チーズクレープはなんちゃってクレープで私の予想していたクレープではなかった。片手サイズのクレープ生地の中にチーズクリームが入っているだけだった。ちょっとがっかり。まぁいいお口直しにはなった。

 

 

  昼ごはんを食べ終わった瞬間、いつかクレープ食べよう、と心に決めつつ、ごちそうさまと言い手を合わせた。