見るまえに跳べ
実に二十日ほどぶりのブログである。
この間は中間があったり、にも関わらず他県に飛んだりしていて割と忙しかった。しかも飛ぶ前日に一人でライブに行ったりしていた。そのライブは今まで見た中で一番かっこよくて、言葉にするのがやぶさかでもったいないようなライブだった。そこにいた誰もが明日への希望を胸に帰宅したであろう、少し大げさにいうならばそんな空間だった。誰かにこの感動を伝えたくもあったが、結局心に留めて時々思い返してはやる気を出している。
今のところ平穏な日々である。
先日数カ月前に自分が書いた文章を、すっかり忘れた今になって読み返す機会があった。我ながら字数が少ない中で密度濃く書けた文章だった。滅多に褒めない父からも何故かお褒めの言葉を頂いた。父曰く、村上龍っぽい文章らしい。
このブログは自由気ままに書いているが、誰かに何かを伝えるために書くとなると、いっぱしの者を気取り出して、それなりの時間をかけてあーでもないこーでもないと練る。私の場合、デジタルだと何となくしっくり書けず、そういう場合はいつも紙にペンで書き出す。ワードで打ち込むのは本当に最後である。パソコンの画面上だと全体像というか流れが把握できない。時代に追いついていないのだ。
やっぱり他人に何かを伝えようと思うとそれなりの訓練は必要だと思っている。最近、人と話していても語彙が少ないとのっぺりしたことしか伝えられないなぁ、と常々感じる。
また紙に書きつける訓練をしたほうがいいかもしれない、もちろんレポートではなく。
まとまらない話だが今日はこれで。
今週末を心待ちに今週を乗り切る次第である。
"単純でいいんだ 空が高くって届かなくって 本当に良かった 意味を考えるまえに 言葉にするもっとまえに そう もっとまえに"