カレンダーガール

それはハッカ、これはにっき

タイトロープ

今朝は起きるとはげつるぴっかになっていた......夢を見た。あ、禿げてる!と思うよりも先に、やっぱりいい頭の形してるな〜輝きもなかなか!坊主もいけるな!と思った。当方、頭の形には謎の自信あり〼。恐らく昨日の応用数学の先生の姿が目に焼き付いてしまっていたのだろう。(授業は本当におもしろかった。)

 

さて、今日で新学期になってから授業ははや二周目に突入した。専門性が増してきたのをひしひしと感じる。心なしか自分の専門分野について話せるぶん、去年より先生方がいきいきと授業をされているように見える。熱の入った授業を受けると、あまり興味のない分野でもなんだかわくわくしてくるから不思議である。

 

ここ1週間をふりかえると私には反省する点がいくつかある。

 

第一に弱音を吐きすぎである。なんというか、自分で見てて悲しくなってしまった。いつの間にこんな弱い人間になったんだ...。うーん、でもTwitterやこの場を封じると、大学の勉強大変!!と言い合える友達はいるものの、この特有の不安や虚しさを外に出すところがなくなる。精神安定剤として使っていきたいが頻度は減らしたいもの。

第二に、授業を理解し内容を習得するために気合いをもう少し入れねばならないこと。覚悟はしていたが、前のように授業を聞いて試験前にちょちょっとやろう、というのでは単位は危うい。課題も比べ物にならないほど増えた。

 

主にこの2つ。この1週間があっという間だったように、このまま変わらず中間期末には突っ込みたくない。

 

 

1週間続けてみてよかったこともある。去年とは講義のノートの取り方を変え、ルーズリーフの方眼紙を使ってすべてボールペンでノートをとってみたのだ。最初は慣れなかったが慣れるとなかなかいい。

私はスペースを空けずに詰めて書いてしまう癖があるのだが、ボールペンで書くとなると極力消したくないので、あとから付け足す用に、と無意識に余分にスペースを空けるようになり、見返しやすい。また、せっかくボールペンで書くんだから、と気合いが入り、板書を自分なりによりわかりやすく書くようになったと思う。加えて、方眼だと変に罫線に邪魔されることなくのびのび書けるし、図やイラストも書き込みやすくアレンジしやすい。私は冊子のノート派で、ルーズリーフがペラペラしていて苦手なのでそこだけ難点であるが、他の要素も考えるとなかなかよかったので、とりあえず飽きるまで続けたいと思う。

 

明日は待ちにまった休みである。ブックオフを巡り血なまこで教科書を探す。

 

 

 

 

"手を伸ばして意味の在処を探して  見失った此処が始まりだよね  そうだね"  byタイトロープ

 

追記:ブログの口調・形式はコロコロ変えると思います。なまあたたかい目で見ててくれると嬉しいですが、見捨ててももらっても構いません。いややっぱり白目でも見ていてほしいような...うーん、ご自由にお願いします!!

イージュー★ライダー

今日は今期初の実験日でガイダンスがありました。なんといっても気になるのは実験班...。昨年は非常に優しい人ばかりで、成り行きで班長やってましたがめちゃくちゃ楽でした。回生が変わると班も変わるらしい、と聞いていたのでどうなるかドキドキしてました。

 

班分け発表の前に、実験器具の取り扱いの説明を受け、演習ではないですが実際少し使ってみてました。一人作業です。話を聞きながら説明を読んで操作して...と手一杯。と、途中で後ろから手が伸びてきて、私が扱っていた器具のあるボタンを押してくれました。ふりかえるとスマイルを見せながら手を頭にあてて「どうも」と小声で一言。昨年同じ実験班だった人です。どうやらボタンを押す手順を私が忘れて次に進もうとしていた模様。器具の扱いにやたらうるさい先生だったので本当に助かりました。手順を飛ばしてエラーを起こしていたら何を言われたやら...。この先の実験が危ぶまれます。やっぱり班の人とは距離が近く感じるし、お願いだから何人か同じ班にいてくれ、と念じてました。

 

思いが通じたのか、蓋を開けてみると前とまったく同じメンバーでした。あの噂はなんだったんだ!と笑いながら班に分かれて座りました。女子が少ない学科ですが、班の中のペアは家を行き来する仲の子。班の人もみんな気心が知れているし一安心。化学実験は聞くだけで嫌になるほどやることがありましたが、なんとか乗り切れそうです。

 

その後班ごとに移動し、アドバイザークラスという名の面談を受けました。普通は個人面談なのですが、私たちのところはグループ面談という形で先生と班の7人(一人休み)でいろいろ話をしました。

そこでの話はかなり身に染みるものでした。自身の整理のためにも何個かだけ取り上げてみます。

 

まずはじめに、好きなものじゃないと身につかないし続かない、と先生がきっぱりおっしゃっていました。やっぱりそうかって感じです。先生は3回生の時には月曜から金曜まで毎日化学実験をしていて、普通に各実験でレポート提出があったそうです。考えられません。好きじゃないとここから乗り切れないよ〜、とおっしゃってました。むむ。

次に、無理ならば短期的な目標でもいいからとりあえず夢をもて、ということを強くおっしゃっていました。そのために・新聞を読んで情報を取り入れアンテナを張る・途方も無い夢を語れる人をつくる、のどちらかはしておくといいらしいです。これも納得です。中学・高校・浪人のときは新聞も毎日読んでいたし、でかい夢を話し合ってわくわく出来る友達がすぐ近くにたくさんいました。誰も馬鹿にしたりしないし、他人の夢にわくわくしあってました。確かに今はそんな機会がほとんどありません。まあ、そんな環境を生み出してしまったのは私に原因があるので何とも言えないのですが...

でもその後、将来について悩みすぎるな、とも念を押されていました。学校に来なくなったり急に退学してしまう人が少なからずいるそうです。うーん、今の私、その気持ちはわかるかもしれない。

あとは、夢というか将来やりたいことが今の時点である人はほとんどいないんだな、ということも発見しました。仮面なんてしてたので、私はある程度やりたいことは決まってるし、こうなれたらいいな、という理想の進路はあります。恥ずかしくてその場ではみんな口に出していなかったのかもしれませんが、少し驚きました。でも、理想があるからこそ私はその理想にこだわりすぎてしまうのだな、と少し反省。理想はあって然るべきだと思うのですが、現実と折り合いをつけるとき、その妥協点がどこでどう手を打つべきなのか、私にはよくわかっていないのです。

その流れで一人一人将来何になりたいかを話していたとき、隣の子が社長になりたい、と言っていました。君にそんな夢があったのか!(失礼)自信あり!という感じではありませんでしたが、彼は誠実だしユーモアも持ち合わせているので、案外と人の上にたってやっていけると思います。彼が会社をあげる際にはいくらか投資することを彼にも誓いました。

他にも心に留めている話はたくさんあります。そんなこんなで面談は楽しく実りあるものでした。今朝、春と秋のコマ数と成績の差で仮面がバレるかもしれない、とヒヤヒヤしていたのが杞憂で済んで良かったです。

面談終了後、班の何人かとぶらぶら校門まで喋りながら帰路につきました。学校行って良かったなぁと思えました。

 

帰り道、チャリを漕ぎながら口ずさんでいた曲が、大好きで心がぐーんと広くなったときにいつもメロディーが思い浮かんでくる、イージュー★ライダーでした。

春の嵐

昨日はなんだか心がポッキリ折れてしまいました。日頃の不摂生がたたってきたのもあるかもしれません。最近は規則正しいとはいえない生活をしています。それとも、単に寒かったのもからかもしれません。ここ何日か雨続きで洗濯が出来ずに、遂に半袖のシャツを中に着て登校してしまったのです。見た目はいつもと変わりありませんが腕が寒い寒い。風もつよく、気づくと手先まで冷たくなっていました。図書館閉館という悲しい事実を知ったことも影響しているかもしれない。

 

何が理由かはわかりませんが、まあいろいろな小さなことが積み重なってでしょう。一限から五限まで授業があるのに、二限が終わったあとには昼も食べる気力がせずそそくさと図書館へ向かい、お家帰りたいbotと化していました。いや、家には帰りたいけどどうせ帰っても一人か、などと考えていたので、なんかどーんと暗くなってしまって、こりゃ参ったなぁ...って感じでした。なんもかんもがめんどくさくなって何もしたくなくなるのです。

 

私はこういうときはだいたいいつも歌を聞いて気を紛らわせています。まだまだ授業は続きます。折れていてはいけません。何曲かお気に入りのこういうときに聞く歌からチョイスして聞いてました。(タイトルとは異なる曲です)ささくれだった心が少しずつ落ち着いてくるのがわかります。

寄り添ってくれる歌もはげましてくれる歌もいいですが、全てをあっけなく蹴飛ばしてそれでもオールライト!って手放しで歌うロックンロールはもっといい、最高です。

ちょっとだけ元気を回復して午後を乗り切りました。

 

最近本当によくない波がきてます。非常にまずい。昨日だって大好きなバンドについての記事を書いていたのに、途中から書く気が失せてしまってそのままです。

ですが単細胞なので、ちゃんとご飯を食べたり、寝たりすると割と元気になってます。この大雑把な性格には私自身知らぬところで結構助かってます。というわけで今朝はまた昨日とは違う気分で目覚めることが出来ました。今日は晴天です。とっとと洗濯物を干して、チャリで飛ばして行こう。

 

The Concept

このブログは何を書いていくものなのか決めてないです。癖で、文を書くといつも感傷的になりがちで、しかも尺が長いものばかりになるかもしれません。日記がわりにだらだら続けたいと思います。頻度も決めてません。

ただ記事のタイトルだけは、邦洋国を問わずに曲名縛り、というのを貫きたいと思います。(Long.verなどは曲に見立てているだけで関係なく、ただ本文が長いだけです)いつかアルバム名やアーティスト名にまで広げるかもしれませんが、今のところは曲名で。いい曲ばかりですのでよろしければ一聴をば。アーティストやアルバム等気になることがありましたら、お気軽にコメントして下さい。もちろん、他のことでも歓迎です。

 

思い返すと、一番最初に日記を書き始めたのは小学一年生だったと思います。宿題で毎日日記を書いていました。どんなに忙しくても担任の先生が必ず個人個人に赤ペンでコメントを書いてくれていて、それが嬉しくて楽しみで毎日書いていました。宿題という形で半強制的に日記を書かせることには賛否両論あるでしょうが、そのおかげで日記、ひいては文章を書くことに抵抗を持たずにすんだ私からすれば大賛成です。

 

「話される言葉はその場限りの試作品、書かれる言葉は多少とも持続に運命づけられた完成品。」という一節を読んだことがあります。文を書いていると、思考とその出力に時間差がうまれ更に後々見返せることで、自分がそのとき考えていたことなどがぼんやりと見えてきます。だからこそ当時熱中したものが小っ恥ずかしいものだったりして、黒歴史なるものが錬成されたりするわけですが...そしてこのブログもそうなる可能性がなきにしもあらず...まあ、今は気にせずやりましょう。ふりかえるほどの蓄積がなければそう思うこともないでしょうし、とりあえずはその積み重ねを。

 

実のところ、今日は寒いばかりであまり頭がまわっていませんでした。多分お昼ご飯を食べることも忘れてました。そして、朝歩いて学校に向かいながら他のことを書こうと思っていたのに、ここまですっかり忘れていました。またしとしと雨の降った朝にでもその話は書こうと思います。

 

Cartoon Heroes

今日は悲報が飛び込んだ日でした。

なんと大学図書館が8月から1月いっぱい閉館するそうなのです。

 

これには本当に参りました...

去年は朝から晩まで篭っていて、電気代なども浮かせてきたのに...

 

図書館はいつだって私のオアシスでした。

中高も5年間図書委員をして、編集長副委員長委員長と全部の役職を制覇しました。それくらい図書館が好きです。本だけじゃなくその空間が。本を読む気がなくても本がある環境にいるだけで落ち着きます。本を読むのもよし、適当に歩いて気になった本を手に取るのもよし眺めるだけでも自習してもよし。しかもすべて無料で読める。こんな夢のような場所はありません。

 

秋学期の空きコマはどこへ行けばいいのでしょう。家に帰りたくないときにふらっと立ち寄る場所もありません。

 

市の図書館に行ったことはあるのですが、あまり本はなくファミリー向けの環境で自習スペースもありませんでした。これは困りました。学校帰りに近くの女子大の図書館の下見に行くことを決めました。これは緊急事態、死活問題です。

 

当たり前なのですが、女子大は女子ばかり、というか女子生徒しかいません。おお〜。共学よりも心なしか美意識が高い人が多いように思いました。

図書館の場所に目印をつけ、その後少し探検してみることにしました。というのは半分嘘で、お腹がぺこぺこだったので食堂でご飯を食べることに決めました。食堂の、一面前がガラス張りで、下を見下ろせる席に座りました。カウンター形式のいわゆるお一人様席です。

私は学校でもいわゆるぼっち飯をよくします。友達についてちょっと高めの食堂には毎日行けないし、一人で、ソロで、行動するほうが気楽なのです。(ソロ行動、というとちょっとだけぼっちよりかっこよく聞こえます)でも、ソロ行動しているところで知り合いに会うと、アッ見てはいけないものをみたかなぁ...みたいな目で見られます。それが嫌です。いやいや別にソロでも良いでしょう、と。

ですがこの女子大で知り合いに会う確率はとても低く、周りも知らない人だらけです。気兼ねなくソロ行動できます。ご飯を食べて気分も良くなりました。女子たちの話をBGMにして(おもしろかったです、声が大きくてどうしても聞こえてしまった...)、そのまま、見晴らしのいいその席で読書と課題を終えました。いつもよりとても気楽に過ごせました。

 

女子大というだけで敬遠しがちでしたがここはなかなかいいかもしれません。またちょくちょく寄るようになると思いました。

思い込んでるだけで実際行動に移してみると、思わぬ思い違いをしていたことに気づくこともあるかもしれません。動ける範囲ならどんどん動いていこうと思いました。

カルアミルク LongLong.ver

お酒、ぽしゃけ、セイク。呼び名は様々。

二十歳になると解禁されるもののうち代表的なものです。

 

私は二十歳になるまで飲んだことがなく、二十歳になって酒が飲めるのを待ち望んでいました。

 

今までいわゆる飲み会には2回参加したことがありますが、昨日の晩はその2回目にあたる飲み会でした。人に聞くまではわからなかったのですが、うちの両親(というよりほとんど母親ですが)は飲むお酒の量、とりわけ缶ビールが普通の家より断然多いようです。夕飯作りに一本あけ、夕飯のときに一本あけ、風呂上がりに少なくとも一本だいたい二本あけ、時には夜に誰もいなくなったリビングで一人プシュッとあけていました。というわけで、娘の私も酒が強いとは言われていましたがやっぱりそこそこ強いようです。まだ大量摂取したことはありませんが。

 

昨日は一軒目で、りんご酒ソーダ割、それからヨーグルトパイン、カルアミルク、ファジーネーブルとカクテル3杯計4杯を頂きました。どのお酒も美味しかったです。特に以前から飲んでみたかったカルアミルクが飲めて大満足。甘ったるい味でお子様舌の私にはとてもおいしく感じられました。ビールも飲めますがまだおいしいとは思えない舌です。

 

その後桜並木の下を数十分歩いて二軒目へ。

川のせせらぎを聞きながらみんなで歩いて時々見上げた夜桜はとても美しかった...いつか夜桜だけ見に行きたいくらいです。

そして二軒目ではストロベリー味のカクテルを一杯。少々値段は張りましたがこれまた美味しい。店先の窓からは川と夜桜が見え、店内はアイリッシュな音楽がかかっていて客はわいわいと喋っていました。とても素敵な空間、まるで自分が少し大人びたよう。一杯飲みながら喋っていたところ、連れの女の子の門限が迫ってきて、その子と私しか女子はいなかったので二人で帰ることになりました。このお店、ぜひまた行きたいところ。

店を出て駅へ向かいます。夜はあたり一面を暗くし照らされた桜だけが輝いて見えました。そして行き交う人、人、人。風は少し火照った頬を撫でていき、その冷たさも心地よい。幸せな夜でした。またの再会を約束して電車に乗りました。

 

そのくらいの時間となると車内にほろ酔いの人もちらほら。頬を赤くした女の子が彼氏らしき人に甘えています。なんと微笑ましくかわいいのでしょう。比べて、私はまったく酔っておらず記憶鮮明意識快明。居酒屋での会話を思い出し前のカップルを目にして何とも言えない思いを味わっていました。私はまだ酔ったこともありません。ほろ酔いして甘える子は何人か見てきたものの、私はといえばほろ酔いすらせず、少し彼ら彼女を羨ましく思いながら、車に気づかず道のど真ん中を歩く彼らにほらそこ危なーい!なんて言ってるのです。

だんだんなんだかものすごく酔っ払ってみたい気分になってきました。買いはしない、買いはしないぞと言い聞かせて下宿先に着きました。

 

 

ふと、母はどうだったんだろうかと思いました。今は年をとり少しは弱くなったもののとてもお酒に強い人です。多分人並みの量では酔えなかったでしょう。母もいつぞやはこのような思いを抱いたのでしょうか。その頃はまだビールがおいしく思えなかったのかしら。それとももうおいしく飲んでいたのかしら。

 

缶ビールを飲んでいた母の姿を思い出しました。プシュッ、と軽快な音を立てて缶をあけてはぐびぐびと飲んで、あーおいしい!とよくこぼしていました。二十歳になればあのおいしさが味わえる!私はずっとそう思っていましたが、二十歳になって飲んでも、嫌いではないけれどおいしくもありませんでした。まだカルアミルクがおいしい歳なのです。

母は酔えもしないのに何故毎日ビールを飲んでいたのでしょうか。苦い思いをすればあのビールがおいしくなるのでしょうか。私にはその日はまだまだ遠そうですが、次帰省するときには母と缶ビールを飲むことになるでしょう。そしたら少しはわかるのかしら。

 

なんて他にもいろんな思いを巡らせながら今は思いつくままをぽちぽちと記していると気づけば朝。頭痛もないし眠くもないしぴんぴんしています、気丈な身体です。

 

いつか気を許せる人と迷惑にならない場所でべろんべろんになって記憶がなくなるくらいまで飲んでみたい。また、ほろ酔い気分で夜道を誰かと歩けたら如何程素敵な夜になるのであろうか。

酒に強い故にこのような贅沢な願いをもちながら、いやでも絶対酔いはせんぞ!と酒飲みの家の娘としての変な(?)プライドをもって私は次も飲み会へと向かうでしょう。矛盾した気持ちです。でも考えると私はやっぱり人に甘えるより断然甘えられ介抱するほうが質にあっているのです。

 

次はいつ誰と飲むのでしょうか。もう少し大人びたらバーなどにも行ってみたいところ。楽しみながら適度に飲みたいです。いつかここまで読んでくれたあなたとも。

うーん、やっぱりお酒に強くてよかった!!!

 

愛なるは・アイデンティティ

昨晩(日が変わったので2日前)はサカナクションのライブ映像を見ていました。そう、連日のタイトルを見れば一目瞭然かもしれませんが、今かつてないほど私の中でサカナクションがきてます。

 

部屋の電気を消して真っ暗な中ライブ映像を見ているとその場のたかまりが私にも届いて、気づけばその中にいるようでした。アクアリウムとはよく言ったもの。会場でそして私の部屋でも、音が飛んで流れて自由に踊っていました。

 

アイデンティティ」という曲で何千人もの観客が、アイデンティティがない、生まれない、らららら〜、と手を振りシングアロングしていました。この光景、とてもロックじゃないですか?サカナクションのライブが観たい、それだけで会場に集った誰一人として同じ人がいないその全員が、アイデンティティがないと歌い手を振ってうなりを起こす。その視線を一手に受けて、今やメインストリームでも地位を確立しつつあるサカナクションアイデンティティがないと歌いあげる。エモい。いつの日かこうしてみんなのうたとなり歌われ歌うことを見越してシングアロング出来るようにした、と以前彼らが話していましたが、その光景は現実のものとなり、そして想像よりもずっとエモかったです。

 

 

私は女子っぽくないと自覚しているしよくそう言われます。◯◯は、なんか女子っぽくなくてそれで助かった!みたいなことは男子にも女子にも何回も言われたことがあります。それはそれでどうなの?!と思いながら、男子だったら確かにもっと馴染めたのかなぁと思うこともありました。でもある日思ったのです、もしこの女子という前提がないと何にも変わったところがなくなってしまうのかもしらん、と。誰に迷惑をかけてるわけでもないはずだし、それで良かったって言ってくれる子もいるしまぁ別にこのままでいいのじゃないかと。

 

アイデンティティとは何でしょうか?先ほどの前提の、○○だから△△、の○○がなくなって、こういう姿!っていうのをズドンと撃ち抜いたものだと思います。かっこいい。

でもそれって、別にパッと思いつかないからといって探すものでもないと思います。悩む必要もない。アイデンティティがない、生まれないって言って歌ってしまえるほどのこと。音楽にのせてだと堂々と大声で歌ってしまえること。

 

私のアイデンティティなんぞまったくわかりませんが、今のままとんがっていたら何かしらはそのうち形になるだろうと思ってます。まだまだ若いうちに入るはずなのでその間はあまり丸くはなりたくないです。とんがっていたい。そして堂々巡りの自分探しをするよりはわからないままでも歩いてどこへでもいけるようになりたいです。